2018年1月22日月曜日

天草でも大雪が降ったりと、本格的に寒い時期となり、風邪やインフルエンザも流行していますね。皆さん体調は崩されていないでしょうか?といいつつも・・・早々と12月にインフルエンザにかかった西山です。利用者さんと職場のスタッフに大変ご迷惑をおかけしました。

とても久しぶりにブログを書かせてもらいます!


私が訪問リハでお宅をまわらせてもらうようになって約2年半となりますが、利用者の方々から日々学ばせてもらうことが多いと感じる今日この頃です。

ほんの一例なのですが、、、
下肢の麻痺による歩行の不安定さがあり、屋外は歩行器、自宅内では伝い歩きをされている利用者様。

歩行時の腰痛もあり、お話ししていく中で「自宅内の移動をもう少し楽に行いたい」とのご希望がありました。まずは徒手的に痛みの改善をはかり、徐々に改善されているのですが消失するには至っていませんでした。動線上に支持したり伝ったりする為の家具等が途切れる場所もあった為、自宅内でも歩行器の導入を提案させて頂きました。お一人暮らしで食事の準備等もご自分でされ、歩行が不安定ながらも台所から居間まで料理を運んだり片づけたりされている為、歩行器上部がお盆の様になっているタイプを提案しました。「そういうのがあるのね~いいね~」と言われつつも、スペースの問題もあってかなかなか導入には至っていませんでした。

ある日訪問すると、支持物が無かったその場所に、娘さんが使用されていた学習机の椅子が置いてありました。「もうだいぶ古いやつだけど使えそうだったから2階からおろしたのよ」と。学習机の椅子なので安定性もあり、ネジのゆるみ等もありませんでした。その利用者の方は「ここに椅子を置いて少し支えるだけでだいぶ楽に移動が出来るようになった」と話されていました。


まさにメカラウロコです!!


病院勤務が長かった私は、なかなかそういった視点が乏しく、セラピストとしてどうしても福祉用具の導入を真っ先に考えてしまいました。ちょっとした思い付きや工夫で、自宅にあるもので代用できたり、動作が楽に出来るようになったりする場合があります。ご自宅で生活されている利用者の方はこのような工夫をされている方が多く、こちらが「なるほど!!」と学ばせてもらう事も多々あります。こういった経験をさせて頂き、次はこちらからそのような提案をする事が出来るように日々精進していきたいと思いました。



最後に・・・
本文には全く関係ないのですが・・・
(私にはよくわからない)パルクール練習中の看護師平井の写真にて失礼します。

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